2月3日時点、府中市の新型コロナ感染者数は前日より10人増加の計1076人に・・ワクチン接種にむけて地域の医師会と自治体、業者間の情報共有を
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。
府中市の新型コロナ感染者数は2月3日時点、前日より10人増加の1076人になりました。第三波のピーク時よりはおさまりつつあるものの、依然増加しています。
今朝(2月4日)の東京新聞に日本医師会の中川会長の記者会見の記事が掲載され、そのなかで新型コロナのワクチン接種を円滑にすすめるため、その体制構築にむけて「地域でワクチンの流通を担う卸売業者や自治体に『地域医師会との情報旧、協議をふかめていただきたい』と求めた」と報じています。
これは大変重要な意義がある発言です。たとえば今回、府中市内で発生した介護老人保健施設「ふれあいの里」のクラスターについて、府中医師会の会員へどれだけ情報を提供しているのか、気がかりです。また一般市民の方々に対する周知という点では、風評被害や近隣の住民差別を呼び起こさないように慎重な情報提供が望まれますが、医療関係者には、公衆衛生上、迅速に知らせるべきものではないでしょうか。
今後始まる新型コロナワクチン接種についても、医師会と自治会が情報共有、連携することで、接種対象の医療関係者の調査のみならず、市民への接種方法について会員への連絡や協議が必要です。その意味では、先日私のブログで紹介した、練馬区 のようにかかりつけ医の診療所で接種という方法は、東京のように人口が多く 医療機関がしっかりある地域は一つの適した方法だと思います。
今後実施していく府中市の高齢者施設での接種体制案についても、「ふれあいの里」で発生したクラスターが生じるような状況で、不備はないのかどうかについても、医師会の会員内部で議論されるべきです。 いずれにせよ、日本医師会の中川会長の発言を正面から受けとめて、ワクチン接種を成功させるように、行政と医師会の関係強化を求めたいと思います。
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