新型コロナ感染から介護する家族を守るために府中市として支援策を・・府中市に新型コロナ対策で緊急要望 第2弾
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
新型コロナウイルス感染拡大が広がるなか、市民の方がたからの要望の1つに、要介護者を世話しているご家族の方やケアマネージャーが新型コロナウイルスに感染した場合、自治体として支援策を講じていただけないかというものがあります。1月12日付読売新聞多摩版にはこの件で、都内の自治体の取り組みが掲載されていましたので、それも参考にして市に対して緊急要望書を提出しましたので、以下掲載します。
今都内の自治体では新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、自宅などで介護を受ける高齢者を支援する取り組みが広がっています。都内のいくつかの自治体では介護事業所間の連携や受け入れ先の事前確保などで、重症化リスクの高い高齢者の介護を継続させながら、感染防止に取り組んでいます。そこで以下3点について提案、要望するものです。
①市内のケアマネージャー同士が連携を深めることにより、要介護者の介護計画などを作成しているケアマネージャーが新型コロナに感染した場合でも、そのサービスを中断させないよう、事業所間での連携を市として支援することを要望します。
一例として江戸川区が「江戸川区ケアマネージャー協会」を通じて介護事業所間の連携を支援しています。ケアマネージャーが新型コロナに感染、あるいは濃厚接触者になったりした場合、少なくとも2週間は要介護者宅を訪問できなくなります。そのために同協会では業務を行えなくなった事業所と支援する事業所をマッチングに着手しているとのことです。府中市としても参考にしていただくことを要望するものです。
②新型コロナ感染者の療養施設に現在使われていない公共関連施設の活用を要望します。
一例として杉並区では昨年6月から、保育園として使用されていた建物を活用し、家族が新型コロナに感染した要介護者らを受け入れる態勢を整備しています。部屋には簡易ベッドを設置し、トイレは車いすの利用者の方も使用できるよう改装しているとのことです。
③介護する家族の方が感染した場合に、ヘルパーを派遣する態勢を市として整備するためにも、介護サービスを提供する事業所に協力金を支給することを要望します。一例として港区がこうしたサービスをすでに実施しているとのことです。
以上3点について要望しましたが、府中市としてもこうした他自治体の取り組みも参考にして、コロナ禍における感染防止策とともに市民とその家族が安心して介護を行うことができるための支援策について要望するものです(参考 1月12日付読売新聞多摩版より)。
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