府中市の新型コロナ感染者数、14人増の728人に(1月12日)・・コロナ感染しても入院先や宿泊療養先が見つからない事態 「医療も保健所も限界」(東京都医師会会長)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
★コロナ感染の疑いがあっても入院先や宿泊療養先が見つからない事態・・医療崩壊が現実のものに
府中市の新型コロナ感染者数が前日より14人多い、728人となりました。さて今朝(1月13日)の朝日新聞多摩版に尾崎・東京都医師会の会長の記事が掲載され、「医療も保健所も限界にきている」というショッキングな内容となっています。記事のなかで尾崎会長は「感染者が1日2千人でてくる状況ではいたちごっこのよう、ほとんど限界に近い」とし、今後都内では1日あたり3千から4千人規模を超える可能性にも言及。「コロナ患者を受け入れる体制を用意しても、あっという間に病床が埋まってしまう」としています。
さらに記事では、今新型コロナに感染しても自宅療養をするか、入院先や宿泊療養先がすぐに見つからずに自宅待機となる感染者が急増している事態に言及。「健康観察を担う保健所が限界にきている」と発言しています。こうした状況をうけて都内の医師会からは、コロナ感染の疑いのある療養者が体調異変を訴えた際、地域のかかりつけ医などが電話で指導したり、オンライン診療、往診などにあたるという提案がされていることを紹介しています。
これは現場にもっとも近い医師会の会長の記事なだけに、いよいよ医療崩壊が始まっていることを示す記事です。いまコロナ感染の症状がでても、自宅にいるしかなく、診療も受診できないというのが実態のようです。一方で都内の医師会から提案されている、かかりつけ医による電話やオンライン指導は、現実にできる策ではないでしょうか。ぜひ府中市でも医師会と連携のうえ、緊急の診療策を実行することを求めていきます。
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