府中市でも医療費助成対象を18歳まで拡大してほしい・・武蔵野市が医療費助成対象の年齢上限を18歳まで引き上げへ
府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。
★「税収減が予想されるがそれでもやるべき事業だ」(松下市長)
武蔵野市が子どもの医療費助成の対象年齢上限を現在の15歳から18歳まで引き上げることを決め、12月議会に条例改正案として提出するとの記事が、各紙多摩版に昨日掲載されました。毎日の記事によると新たな助成対象は約3200人、追加予算は年額約8000万円とのことです。対象は市内に住民登録がある高校生らで、国内の健康保険加入者、保険適用の自己負担分がカバーされるとのことです。21年4月からは入院分を、22年4月からは通院分も保障するとしています。武蔵野市の松下市長は「新型コロナ禍が続き小児科などの受診控えが起きていると報告をうけている。金銭的な理由で受診を控えることがあってはならない。来年度は税収減が予想されるが、それでもやるべき事業だと判断した」と毎日の記事にはあります。
松下市長のコメントから、市民生活を思いやる自治体としての「福祉の心」を感じます。18歳までの医療費無償化は、子育て世代をむかい入れる施策としても有意義ではないでしょうか。確かに武蔵野市は多摩地区では一番財政的に豊かな自治体ではありますが、市長が言うように「税収減が予想されるなか」での事業拡大ですから、英断と言えます。ぜひこうした施策を府中市においても実現するよう、要望していきたいと思います。
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