30 10月

府中市の武蔵台浄水所から検出された有害物資「PEOS」の汚染と住民生活への影響について、会派「市民の風」として市に緊急要望をしました

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

昨日(10月29日付)のブログでも掲載しましたが、東京新聞社会面で「有害物資の血中濃度、全国より高く」「府中2倍、国分寺1.5倍、NPOが市民調査」「浄水所2ヶ所、昨年まで指針値超」とのショッキングな見出しの記事が報道されました。内容は「水道水の汚染が指摘された府中市の住民を対象に、NPO法人が実施した血液検査で、発がん性や発育への懸念される有害化学物資の血中濃度の平均値が全国平均の2倍超だったことがわかった」と報じています。記事ではこの原因として考えられるものとして「府中市の武蔵台浄水所では2019年まで指針値を上回る有害化学物資が検出されていた」としています。

 

 

これを調査したNPO団体が「5年以上居住する住民11人」の血液を調べたところ、「『PFOS』の平均値が血液1ミリリットル当たり18ナノグラムで、全国平均8・2ナノグラムの2倍を超えて検出された」と報じています。 こうした状況を鑑み府中市民の命と健康を守るために、会派「市民の風」として市に対し早急に独自の行動、また国や都に対して責任ある施策を求めて以下、要望しました。

 

①東京都水道局が行った武蔵台浄水所の水質調査について、再度、東京都に対して市に詳細の説明を求めること。

 

②この新聞記事にある、多摩地区の水道水の汚染源として横田基地の可能性が取りざたされていますが、同基地に対し原因究明調査に協力するよう国や都に要請すること

 

③この新聞記事に掲載されているNPO団体「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」と協力、連携して市民の血中濃度検査を市としても独自に行い、結果を分析し市民に公表すること。

 

④府中市内にある井戸水についても、市として調査を行うこと

 

⑤国(環境省)、都に対し武蔵台浄水所の有害物資について、基準値を下回るよう早急に施策を講じるよう要望すること。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

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