府中武蔵台浄水所から基準値を超えた有害物資検出・・府中市の住民から有害物資の血中濃度平均値が全国平均の2倍に
府中市議会議員の 結城りょう です。
昨日(10月29日)の東京新聞社会面で「水道水の汚染が指摘された府中市の住民を対象にNPO法人が実施した血液検査で、発がん性や発育への懸念される有害化学物資の血中濃度の平均値が全国平均の2倍超だったことがわかった」と報じています。この原因として考えられるものとして記事では「府中市の武蔵台浄水所では2019年まで指針値を上回る有害化学物資が検出されたいた」とのことです。
この調査はNPO団体(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)が行ったものです。有害物資とは「PFOOS](ピーフォス)などの有機フッ素化合物が指針値を超えた府中市武蔵台浄水所の配水区域内に、5年以上居住する住民11人の血液を調べたところ、PFOSの平均値が血液1ミリリットル当たり18ナノグラムで、全国平均8・2ナノグラムの2倍を超えて検出されたと報じています。
厚労省は「今年4月、水道水の指針値としてPFOSと、別の有機フッ素化合物(PFOA)を合わせ1リットル当たり50ナノグラムまでと定めている」とし、都の19年調査で府中市の武蔵台浄水所は60ナノグラムで都の基準値を超えているとしています。記事では「多摩地区の水道水の汚染源としては、米軍横田基地の可能性が取り出たされている」とあります。有害物資の検出数値は、全国平均と比較すると明らかに高い数値です。国や都は住民の命と健康を守るために、責任をもって究明するべき課題です。私も行政に要望などしたいと考えています。
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