府中市官製談合事件 初公判・・・臼井 元府中市議に懲役1年6ヶ月を求刑
府中市議会議員の 結城りょう です。
★「玉川元役員が池田元役員の会社が工事を落札した際、『下請けに入って利益を得る考えだった』」
今朝(10月15日)の朝日新聞多摩版に、府中市の官製事件の初公判の記事が掲載されています。初公判は昨日(14日)東京地裁立川支部で開かれ、公契約関係競売入札妨害の罪で起訴された、臼井克寿元市議、造園会社元役員の玉川被告、土木会社元役員の池田被告ら3人が出廷、検察側は臼井元市議に1年6ヶ月、玉川元役員と池田元役員に懲役1年を求刑したとのことです。
記事によると公判のなかで「玉川元役員が臼井元市議にメールで『ご鞭撻』として、浅間町道路工事の最低制限価格などの漏洩を依頼し、臼井元市議が応じた」とし、「玉川元役員が池田元役員の会社が工事を落札した際、『下請けに入って利益を得る考えだった』」とのことです。こうしたやり取りが背景にあり、臼井元市議は市の塚田元部長に最低制限価格を事前に聞き出したとのことです。
また読売新聞多摩版によると、検察側は論告で「現職市議と業者が結託して公正な入札を妨害したのは悪質だ」としたとあります。臼井被告はこれに対し「私に投票してくれた市民に申し訳ない」と謝罪、「付き合いの長い地元の先輩である玉川さんの依頼に応えたかった」、また池田被告は「落札後、玉川さんに下請け工事をやってもらおうと思った」とあります。弁護側は3人の被告について、反省しているとして執行猶予付きの判決を求めたとのことです。判決は11月10日を予定しているとしています。
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