府中市議会文教委員会で「少人数学級の実施を国に求める意見書の提出を求める」 陳情が賛成多数で可決されました
府中市議会議員の 結城りょう です。
9月7日開会の府中市議会文教委員会において、市民の方から提出された陳情「少人数学級の実施を国に求める意見書の提出を求める」 陳情が賛成多数で可決されました(共産党、市民フォーラム、都民ファースト)。
コロナ禍において、学校教育の現場でこれを機会に少人数学級を求める声が広がっていますが、今回の「趣旨及び理由」では、「教育研究者、全国知事会会長、全国市長会会長、全国町村会会長などが少人数学級の実施を求めています。文部科学大臣も、国会での質問に対して、少人数学級の実現に前向きな答弁をしています。また、8月19日には、中央教育審議会特別部会も中間まとめ(骨子案)を発表し、『身体的距離の確保に向けて教室等の実態に応じて少人数編成を可能とするなど新時代の教室環境に応じた指導体制や必要な施設・設備の整備を図る』とし、少人数学級を盛り込みました。中間まとめにあるように、少人数学級を実施するために、様々な教育課題に柔軟に対応できるよう教員を増やすことや施設・設備の整備が必要です」(要旨)としています。
陳情では「府中市議会は、国に対して速やかに少人数学級を実施できるように必要な予算措置を行うよう意見書を提出してください」との要望事項が提出されていました。こうした陳情が府中市議会の委員会で可決されたことは、これまでの議会勢力の「力関係」から言えば、なかなか困難なことでありましたが、今回賛成多数で委員会では「採択」となりました。今度は16日の本会議で再度議決をする段取りとなっています。私も「採択」に賛成する意向です。
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