令和2年度の府中市の待機児童数は前年より60人減少して86人に
府中市議会議員の 結城りょう です。
今朝(7月30日)の朝日新聞多摩版に都内の保育所待機児度数の集計が発表されています。東京都の発表では、認可保育所などに入所できなかった都内の待機児度数は、最小数の2343人で対前年比1347人減少したとのことです。
府中市は対前年60人減少して86人となりました。多摩地区では一番多いのが小平市の159人(プラス63人)、調布市の149人(マイナス33人)、町田市の130人(プラス3人)、西東京市(マイナス11人)と小金井市の97人(マイナス14人)、国分寺市(マイナス31人)の94人、三鷹市(マイナス22人)の92人と続いています。ちなみに待機児童数ゼロは武蔵野市と福生市となっています。
府中市の待機児度数は昨年の5月段階で146人で、多摩地域「ワースト2位」でしたが(ワースト1位は調布市)、今年度4つの認可保育所と1つの認証保育所を開設(定員合計410人)したこともあり、大幅に待機児童数が減少しました。府中市の待機児度数は近年、多摩市でワーストワンを記録し、議会でも多くの議員が待機児童数が解消を要望してきたこともあり、市もこの数年間は保育所増設に力をいれてきました。一定程度の歯止めがかかったと思います。
今後の課題は待機児童数が多いと言われる0歳から2歳の児童数をどれだけ解消できるか、またいわゆる「隠れ待機児」と言われる児童がどのくらい存在しているのかが気になるところです。府中市の人口は26万人で数位していますが、マンションや新興住宅が増加し、それにともい現役世帯の流入増を考えると、少し気を緩めるとまた一気に増える可能性があります。引き続き保育所問題についても注視し、9月議会の決算委員会などでも取り上げたいと考えています。
※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp