府中市の官製談合疑惑「事件」をうけて、高野市長の記者会見(その3)
府中市議会議員の 結城りょう です。
府中市の官製談合疑惑をうけて、6月2日の高野市長の記者会見のその2です。
★「(高野市長の選挙対策本部長に村木議員が就任していたことについて)捜査中で明確になっていない状況であった。村木議員の判断で受けた」(高野市長)
●記者…今年の市長選では、村木議員は、市長の選対本部長をしていた。不正な手
続きに関わった疑いがあることを知ったうえでお願いしたのか。
●市長…捜査中で明確になっていない状況であった。村木議員の判断で受けた。
●記者…塚田氏から辞表が出ているが、処分を行う予定はあるか。
●市長…捜査・起訴・判決などを踏まえて処分したいと考えている。
●記者…任命責任についてどう考えているか。
●市長…部長に任命して半年経たないうちに起こった事件である。私にも責任が
あると思っている。
●記者…工事契約を見直さずそのまま行った理由は。
●市長…他の入札でも同じように最低制限価格に近い額で落札され、契約に至る
案件もある。
●記者…この2件の工事について、どのくらいの価格で入札していたのか。
●市職員…四谷さくら公園の税抜きの落札金額は1億1220万4080円。最
も高い金額の入札金額は1億3500万円なので、差が2200万円ほど。浅間
町一丁目地内道路新設工事は、落札金額が5454万8952円で、最も高い入
札金額は5881万7千円なので、400万円ほどの差である。また、浅間町一
丁目では、最低制限価格未満の5210万円を入札し、失格した業者もある。そ
の入札額との差は、およそ600万円である。
●記者…入札した業者の数は。
●市職員…いずれの工事の入札も5社が金額を入れている。
●記者…現時点で再発防止として、市としてとれる策はないのか。
●市長…入札のあり方について、このようなことが二度と起きないようにやって
いくため、既に協議を行っている。
●記者…警視庁の家宅捜索の対象となった部署は。
●市長…職員課、都市整備部、契約課、議会事務局などで行うと報告を受けている。※家宅捜索は、職員課、法制文書課、契約課、議会事務局、出納課、道路課、公
園緑地課で行われました。 以上
※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp