府中市の官製談合疑惑「事件」をうけて、高野市長の記者会見(その1)
府中市議会議員の 結城りょう です。
6月2日に府中市の職員幹部、2名の市議会議員、3名の業者らが逮捕されるという衝撃的なニュースから一週間経ちますが、今日の府中市のHPにおいて、2日の高野市長による緊急記者会見の内容が公開されていますので、以下、数回にわけて紹介します。
★「オリンピックに向けて工事価格が高騰していて入札が不調に終わることが多く、それを危惧した」(塚田参事)
●記者…市長として最初に聞いた時の受け止めを伺いたい。
●市長…非常に残念なことだと思った。これを機会に市政を立て直さないといけ
ない。非常に遺憾に思う。
●記者…塚田氏、村木議員、臼井議員はどのような人か。
●市長…塚田の人柄は、性格は大人しい。部下からの信頼も受けている。村木・臼
井両議員については、議員活動の中で、行政を歪めるような活動があったという
ことは極めて残念である。
●記者…2件の工事の位置づけを伺いたい。
●市長…四谷さくら公園は、長年の市民皆さんの声を生かして整備したもの。浅間
町の拡幅も歩道の拡幅を望む声が強く、オリンピックロードレースコースでも
あった。市政における重要な工事であった。
●記者…最初に市長はどのように事件を聞いたのか。
●市長…この2件は、関係課が入札結果に疑念を持ち、内部調査をしようとしたと
ころ、本人が自分の行為だったことを副市長に報告した。本人は、昨今、オリン
ピックに向けて工事価格が高騰していて入札が不調に終わることが多く、それ
を危惧したと説明している。
●記者…入札では、最低制限価格は公表しないのか。
●市長…本市は公表していない。
●記者…この2件の最低制限価格は。
●市職員…四谷さくら公園2期拡張整備工事の最低制限価格は、税抜で1億12
20万4071円。入札金額が1億1220万4080円で、最低制限価格との
差は9円差での落札。浅間町1丁目地内道路新設工事は、最低制限価格が税抜で
5454万8952円、入札金額は税抜で5454万8952円で同額である。(続く)
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