府中市の新市庁舎建設費、211億円に!
府中市議会議員の 結城りょう です。
府中市は現在、新しい市役所の庁舎建設を計画中ですが、共産党議員団では建設コストが割高となる2棟建ての建設計画を見直し、シンプルな庁舎建設を求めてきました。この問題については、今年1月の市長選挙においても、目黒候補が争点の1つに押し出しました。
この市長選挙後に開催された2月定例会に提案された予算では、この建設事業費がこれまでの206億円から211億円になるという提案がありました。市は建設資材の高騰や関係法令の改定などを理由としていますが、そうでるならば、これまでの費用内に収めるように事業内容について、見直すことも必要であったのではないでしょうか。また市は今後についてもさらに予算が増額になる可能性も否定していません。事実上、新市庁舎建設費が「聖域化」しているのではないかと思います。ちなみに人口が40万人の町田市の場合、2012年に完成した新庁舎建設工事費用は150億8000万円です(府中市は人口26万人弱)。議員団では本庁舎はシンプルに、そして市内に11ある地域の文化センターを市役所の出張所としての機能を充実させるべきと主張しています。(共産党議員団ニュース4月号より)