14 4月

立川市が国民健康保険料の引き上げを中止します

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

4月10日付しんぶん赤旗に、「立川市が国保料値上げ中止、専決処分」という記事が掲載されています。この記事では「立川市は9日、新型コロナウイルスの感染拡大による市民生活への打撃を受けて、3月市議会で可決した国民健康保険料の値上げ分を元に戻す条例を専決処分しました。可決直後に値上げ分を元に戻すのは極めて異例です」としています。「同市は3月市議会で、国保料を1人当たり2019年度の10万5222円から10万8026円に値上げする20年度予算と国保条例改定を可決」していたとのことです。

 

3月議会で共産党議員団は、国保料値上げを中止する予算修正案を野党共同で提出していました。「同市は、値上げ分を戻す条例案を9日の市議会臨時会に提出する方針を決めましたが、緊急事態宣言を受け臨時会が中止になったため、専決処分を行いました。同市は本紙の取材に『国保運営協議会や市議会でも議論があり、新型コロナウイルスの感染拡大で市民生活も景気も落ち込んだことを重く受け止めて、値上げ中止を判断した』と答えました」。

 

今回の市の判断は大変評価されるべきでしょう。共産党議員団はじめ他会派の共闘、市民の世論が市政を動かしたともいえます。こうした自治体の動きをぜひ全国にも広げなければなりません。

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