コロナウイルスショックで府中の飲食店街もさみしい状況・・府中市でも経営相談、特別融資を
府中市議会議員の 結城りょう です。
今日(3月5日)の毎日新聞多摩版に、新型コロナウイルスの影響で企業や飲食店の売り上げが激減し、自治体のなかには相談窓口設置や特別融資を始めるなどの対応をしているとの記事があります。記事では八王子市内のレストランでは3月になると、多くの送別会や卒業式の祝いの会で売り上げが伸びるところが、コロナウイルスの影響ですべてキャンセルとなり売り上げが激減している様子を伝えています。記事では「こんなひどい事態はなかった。今回はキャンセルの歯止めがきかず、大変な被害だ」とあります。
こうした状況に自治体も対応に乗り出し、記事では品川区が経営状況が悪化した際の資金調達などの相談をうける経営相談窓口を設置するほか、港区では相談窓口設置とあわせて、4日からは無利子の特別融資制度も始めたと伝えています。
この府中市でも府中駅周辺における、夜の繁華街の様子は明らかにこれまでより人通りがさみしくなっていることを感じます。昨年10月からの消費税増税の「影響」が年明けからこの春先あたりにかけて響いてくるのではないかと、思われていました。まさにその時に、今回の新型コロナウイルスショックで大きな消費不況が広がるとなれば、これはまさに「リーマンショック」と東日本大震災直後の消費不況が同時に押し寄せてくるような、経済情勢ともいえるのではないでしょうか。
私はこの府中市においても品川区や港区のような取り組みをぜひ実行できなものかどうか、来週からの予算委員会でも質疑をしたいと思います。