25 12月

府中の中心街ビル、三越伊勢丹を提訴 核店舗空白の長期化懸念 「集客・不動産価格に影響も」 (日経)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

★㈱フォルマによる提訴には膠着状態となった三越伊勢丹との交渉を打開する狙い

 

12月24日付の日経新聞ネットニュースにおいて、伊勢丹閉店後の府中の動静について報じています。配信記事を一部抜粋すると、「(伊勢丹府中店の閉店によって)市や商業関係者は核店舗の空白状態が長期化し、集客力が低下することを警戒する」として、「(三越伊勢丹の親会社、三越伊勢丹ホールディングスは)閉店と同時に三越伊勢丹が業態を変更して新たな商業施設とすることで、フォルマと基本合意した」。

 

また提訴に発展したのは、「詳細な条件の詰めの過程がきっかけのようだ。複数の地元関係者によると、三越伊勢丹側は業態変更に伴い、フォルマに賃借料の大幅引き下げを求めたが、賃借料が収入源の地権者側は難色を示した。ある地権者は『新商業施設の具体的なイメージや招致するテナントなどもわからず、不安が増した』と話す」とあります。

 

この配信記事では「フォルマは基本合意の破棄を通告。その後賃借契約解約にあたっての損害賠償の額や原状回復の負担などをめぐり双方の主張の溝が広がった。三越伊勢丹側が受け取るべき損害賠償との相殺を主張して賃借料を支払わなかったとして、フォルマは提訴に踏み切った。三越伊勢丹側は『係争中につきコメントを差し控える』としている。市や地元商業関係者は後継テナントの開業について、来客増につなげやすい東京五輪前を見込んでいた。賃借契約解約が延び、市は『五輪には間に合いそうもない」(経済観光課)とみる。「切れ目なく新店が出られないようだと、仕方ないでは済まなくなる』(むさし府中商工会議所)など、核店舗の空白長期化を警戒する声が上がる」と地元の声を伝えています。

 

また㈱フォルマが提訴した狙いについてもふれ、「(提訴には)膠着状態となった三越伊勢丹との交渉を打開する狙いもあった。市経済観光課は『一日も早く解決し、後継テナントの早期開業を望む』としている。地元関係者からは『決着が長引くと、周辺の不動産価格も下落しかねない』(駅前商店街の経営者)との懸念も出ている」と報じています。(私のコメントは明日、ブログで記載させていただきます)

 

※訂正のお詫び・・私の11月30日付ブログで「フォルマが賃借料の解約を三越伊勢丹に申し入れた」とありますが、正しくは「賃借の解約を申し入れた」の間違いです。おわび申し上げます。

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