新しい府中市の新庁舎はどうあるべきか・・市役所は質素、簡素、住民にとって機能的な行政サービスの在り方を求めたい
府中市議会議員の 結城りょう です。
2023年に新庁舎の「おもや」が、2027年には「はなれ」の建設をめざしている府中市ですが、建設予定費は当初の150憶から現在は206憶に膨張し、それにあてる市債についても100憶円を予定している状況です。
この点について、議員団では市債でありますから、当然市民への負担となるのであり批判しています。共産党議員団はこれについて、当初から過剰な資金と過剰な設備計画ではないかということを主張してきました。市役所の機能は簡素で節約し、むしろ高齢者が増える現状も鑑み、宮町の本庁にまで足を赴くことなく、地域住民が近くの公共施設、文化センターにおいて市役所の業務を代行できるシステムを拡充するほうが、より住民サービスという視点から効率的ではないのかと主張してきました。
高野市長は4年前の公約のなかで文化センターの在り方について触れて、「地域まちづくりの拠点となる文化センターの機能強化」を掲げ、「地域福祉相談窓口の設置」を主張されています。私はこうした当時の高野市長の公約から見ても、今後、市内11ある文化センターの市役所的機能、市民に対する行政サービス拡充を優先して行うべきではないかと考えます。
市役所は簡素で質素、市民にとって機能的な行政サービス機能の拡充こそ求められるという視点が必要ではないかと考えるものです。