府中市に「生活困難の家庭」の児童に対して、子ども向け配食サービスを要望しました・・府中市議会決算委員会にて(19年3月)
府中市議会議員の 結城りょう です。
府中市議会3月決算委員会において、「生活困難層の家庭」に対する食事支援について質疑、要望しました。府中市では4月から「こども未来応援基本方針」をスタートさせ、方針によれば、「過去1年間でお金が足りなくて、家族が必要とする食料が買えないことがあったのか」という問いに「9.7%があった」と回答している。また「給食以外で野菜をふだん、どれくらい食べますか」という問いに「生活困難層の家庭では、野菜を毎日食べる子供の割合が他の累計と比べて低い」とあります。さらに「生活困難者の家庭の保護者は、朝ご飯を毎日食べる割合が、他の累計と比べると低く、そうした保護者のもとでの子どもも、朝ご飯を食べる割合が相対的に低い」とあります。
私は、「生活困難層の家庭」の子どもたちが、孤食、偏食に陥っている状況に対して、市として支援策を要望しました。この点では、経済的理由などを原因とする子どもの「食事格差」の解消を図るため、世田谷区では2019年度から新規事業をスタートさせていることを紹介しました。施策としては「子ども配食として1回100円の利用料で、500円程度の弁当を届けるとのことで、配達人は子どもや保護者に語りかけ、家庭状況を区に報告してもらうとのことです。
世田谷区のように、行政として「孤食」「偏食」を子ども世帯からなくそうという試みとして、大変重要だと思います。府中市でも子ども貧困調査も実施しており、その後の展開として、こうした世田谷区のような施策への試みが必要ではないでしょうか。私は12月議会で子ども食堂に対する、踏み込んだ行政支援策を求めましたが、今後も格差と貧困から子たちの食生活を守る要望を、積極的に要望、提起したいと思います。
★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近