府中市の人口適正化戦略の立案と、マンション規制について考える
府中市議会議員の 結城りょう です。
人口が26万人を超えた府中市ですが、市内、とくに市街地には高層マンションが多くたっています。私の印象では、「府中では、土地があるとマンションが建つ」というイメージです。私の問題意識として、80年後に日本の人口は8800万人をきってしまうと予想されていますが、その時、府中市内のマンションの居住状況はどうなってしまうのだろうか、スラム化してしまうのではないかと感じています。
この9月議会でも他会派の議員の方が、府中市の適正人口規模と住宅問題について取り上げられていました。この議員の方の主張のなかで、府中市の適正人口数値を設定したとして、その適正数を大幅に上回る開発が予測できる場合には、抑制し、下回る状況においては誘導策をとるなどの必要があると指摘されています。この点では、江東区で高層マンションが乱立し、小中学校の児童生徒数があふれてしまってことが記憶にあたらしいところです。
府中市においても今後、この質疑をされた議員の方も主張されていましたが、分倍河原駅前の再開発なども予定され、市の人口予測を上回る可能性はあると思います。今後、府中市においても、人口の適正化と地域によっては、マンション規制をすることも必要ではないかと考えます。
府中市は令和12年前後に市内人口のピークが減少に転じると予想していますが、現時点では人口抑制策はとっていないとのことです。府中市としては、マンションは新規住宅が増えれば、人口も増えて住民税や固定資産税が入ってくるので安心というのが、本音なのでしょうか。将来におけるわが国の人口減少も見込んだ、長期的かつ戦略的な街づくり政策を立案する時期が来ているような思いをします。
★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近