府中市の基地留保地利用にかかわる、民間提案のプレゼンテーションがありました
府中市議会議員の 結城りょう です。
さて昨日(9月15日)、午前、府中市役所において、今年度中に国に提出する浅間町の基地留保地の活用にかかわって、民間事業者からの提案募集の発表会(プレゼンテーション)が開催され、4社がその活用のデザイン案を発表しました。
A社は「暮らしと交流を紡ぐ府中ハートランドの杜」、B社が「いきいき・ハピネスタウン府中浅間町」、C社が「府中の新たなシンボルとなる出会いの広場」、D社がリビングフィールド府中の森」というコンセプト案を発表し、4社が15Hある基地留保地の活用について、市から示されている基本方針(①多様な活力創出、②住まい・暮らし、③スポーツ、文化、健康という3つの大きなテーマに基づいて、街づくりのデザインを示しました。
共通しているのは、商業施設、医療機関、市立総合体育館、市立学校、中低層マンション、低層住宅、公園の立地などをどのように配置、デザインしていくかについて各社から案が示されました。また浅間町は市街地にも近いという条件から、京王線府中駅と東府中駅、西武線多磨駅という3つの拠点駅をつなぐ街づくりというコンセプトも共通していました。あわせて近くには芸術劇場、生涯学習センター、美術館、府中の森公園といった文化芸術、緑と公園という立地とも調和したコンセプトも共通するものでした。4社ともに考えられたものでしたが、選定されるのは1社です。
府中市に残された最後の広大な公有地(約15ヘクタール)であることから、今後100年間の府中市の繁栄に資する街づくりとなってほしいものです。しかしながら現在の市の行政スタイルとして、民間企業やシンクタンクなどに「丸投げ」する傾向が強まり、府中市の街づくりをデッサンできる職員が少ないのではないかと、懸念もします。やはり地元をよく知り、地元を愛する職員、そして議員から能動的な提案をする街づくり計画はできないものだろうかと、自分でも反省するところです。選定の結果判定については、市の理事者が審査員となって決めることになります。発表は12月議会になると思われます。
★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近も予定