府中市民でつくる「東八道路の延長計画を考える会」に参加しました
府中市の市議会議員の 結城りょう です。
今日(9月1日)午前中、西原町で開催された「東八道路の延長計画を考える会」に参加しました。初めての参加でしたので、会の歴史から教えていただきました。府中市の北西部地域に、都道である「府中3.4.5」線と「府中3.2.2」号線の新規開設が計画されています。いずれの住民の方がたに、立ち退きを要請するなど大規模な計画です。計画自体は1960年代からあったのですが、計画の進行には至らず今日まできたようです。
府中「3.4.5」線は「新奥多摩街道」と呼ばれるもので、西原町4丁目付近から国立市内に抜ける道路です。また「府中3.4.5」号線は「東八道路」と呼ばれるもので、完成予定は令和7年度中、用地買収率は96%とのこと。いま「会」では「府中3.2.2」号線が合流地点に、歩道橋とエレベータの設置を要望しているとのことです。
「会」では要望として、①都道建設にともない、立ち退き家屋の解体が周辺付近にかなりの騒音、振動などをかけているので、都から厳重注意をしてほしいこと。②「府中3.4.5」号線(新奥多摩街道)と「府中3.2.2」号線(東八道路)の交差点など、付近の住民生活に大きな影響があるので、「府中3.4.5」号線の住民説明会を開催すること、③住民説明会の開催通知は、北山町、西原町の幅広い範囲に住民配布することを要望しているそうです。
「会」の中心となっている住民の方は、「新規の都市計画道路開設の理由は、自動車の増加による渋滞解消のためであったが、現状の自動車通行数は都の予想と反対の状況、自動車通行量が減少していること、②東八道路建設は300億円という巨額な財政を有することなど無駄である、と話しをされていました。
都市計画道路などは一度計画をしてしまうと、行政側としても中止をすることはできないという「建前」があるようです。実際には時代の流れと合わなくなっている計画でも、「撤回」はできないというのが、行政の本音のようです。この問題については、私からの市の担当者との意見交換の場の設定、また都議会議員にも要請して、都議会で取り上げていただく必要もあるかと思います。
★結城りょう 街頭市政報告&相談会
(朝)6時前から8時まで
月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり
(夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで
場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近も予定