15 8月

寂しくなった府中駅東口側の飲食店街・・閉店に追い込まれている飲食店街

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

京王線府中駅の南口再開発事業完了してから2年が経過しました。ル・シーニュにあるサービス業の店内は、まだ人が賑わっている感がありますが、東口側の飲食店側は軒並み寂しく、また閉店に追い込まれ、「シャッター街」化しています。府中駅再開発の後、東側に渡る横断報道がなくなり、現在では伊勢丹の側まで歩かないと横断歩道がありません。このため東側へ流れる客足が極度に落ちたことは否めません。かって存在した「武蔵野茶房」など飲食店が閉店に追い込まれ、府中駅東側は本当に寂しくなりました。

 

さらに9月にはいよいよ伊勢丹府中店が閉店となります。昔から府中市内に住んでいる方に聞くと、「府中駅周辺の人の賑わいでは、再開発以前のほうがもっと活気があったよ」と答える方多いです。もちろん、日本の経済がこの20年間、デフレが続き、勤労者の賃金が低下するなど、国の経済政策の「失敗」が背景にあります。そのために個人・家計消費が落ち込んでいることが、最大の原因です。しかしながら、現在の府中駅周辺の人の賑わい、とくに東側の飲食店街の状況については、何か策を講じなければならないと思います。市も現在、「中心市街地活性化計画」を国の補助金も得ながら策を講じてはいますが、状況は好転はしていません。市民の代理人として市議会に身を置くひとりとして、責任を感じると同時に、府中駅周辺の活気を取り戻すためにも、調査、提案をしていきたいと思っています。

 

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