府中市でも自動車の急発進防止装置促進を・・東京都が同制度に9割補助
府中市議会議員の 結城りょう です。
今日(7月10日)の朝日新聞多摩版に、東京都が今月の31日から自動車のブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置について、購入、設置費用への補助の申込みを受け付けると報じています。「今年度中に70歳以上になる都民が対象、費用の9割を都が補助する」とのことです。
記事にもありますが、今年4月には母子2人が死亡した事故が豊島区で発生したことをうけ、小池知事が都議会で補助する方針を示したとあります。記事では「後付けが可能で、補助によって自己負担は4千円から1万円ほどになる」とのことです。ちなみに都の補助上限は9万円。トヨタ自動車のディーラ、オートバックスセブンなど都内約360店舗で受け付けをスタートするとのことです。来年8月31日までの支払いが対象、都は約2万台の申込みを見込んでいるとのことです。予算は8億5千万を計上するそうです。
私のまわりでも70歳を過ぎた高齢の方が「自分はもう自動車の運転は危ないと判断したので、免許書を返上した」という方が数人いましたが、今回の都の施策は適切だと思います。一方で、高齢者の方でも自動車の運転を必要とせざるえない方も多数いると思います。そうした方に対しては、年齢とともに自動車運転の安全性を担保することが重要ではないでしょうか。今後もこうした措置が各地にも広がることを願うものです。
結城りょう