府中でも老人クラブによる防犯パトロールで子どもの見守り活動を
府中市議会議員の 結城りょう です。
20日付の東京新聞多摩版に、稲城市内の老人クラブの方々、小学生の登下校時における見守り活動をしているという記事があります。記事では「稲城市若葉台の老人クラブ「若葉台杜(もり)の会」の有志でつくる「五千歩の会」による地元小中学校周辺の防犯パトロールが17日、2000回に達した。2006年3月6日から始め、雨や猛暑の日は中止し、好きなときに参加できる「緩さ」が長続きの秘訣(ひけつ)。会の部員たちは「歩けなくなるまで、楽しく続けたい」と話す。
「部員たちは「地域安全パトロール」と書かれた緑色のたすきをかけ、ウオーキングポールを使うなどして歩く。ペースはそれぞれで、出会った子どもたちと「こんにちは」とあいさつを交わした。民生委員をしていた関根忠雄部長(79)が小学校長から依頼されたのが始まり。あいさつ運動と健康づくりを兼ねた見守りボランティア活動をしようと、会をつくった。二千回までの参加者は延べ一万二千二百四十七人に上る。
当初は慣れない様子を見せていた子どもたちも、たすきを着けた部員を見ると「ご苦労さま」と声をかけるように。付近で大きな事件は起きておらず、関根部長は「たすきを見せることが防犯につながっている」と話す。坂が多いことから適度な運動になり、定刻の活動で生活にメリハリがつき、おしゃべりは孤独感の解消にも役立っているという。(東京新聞記事一部引用)
府中市内でも小学生の登下校時において、児童の見守り活動を町内会の有志の方が行っているところもありますが、そうした活動を老人クラブが行うとしたところに意義があると思いました。府中でも老人クラブの活動が停滞し、休止するところも見受けられますが、老人クラブ活動の活性化のためにも、こうした活動は大変意義のある取り組みだと思います。地域と学校、子どもたち、またその保護者の間を繋ぐ地域コミュニティーの発展にも有意義だと思います。また行政もこうした老人クラブに一定の支援策なども講じてみては良いのではないでしょうか。