府中市教育委員会が保護者、地域住民向けに「学校の働き方改革」への協力のお願い
府中市議会議員の 結城りょう です。
府中市の教育委員会は6月10日付で、「保護者、地域の皆様へ」・・学校の働き方改革にご理解、ご協力をお願いいたします、という文章を発出しました。中身を要約すると、小中学校の教員の方々は過労死ラインを超える長時間過重労働の実態があり、教員の健康面ばかりではなく、教育の質の確保という観点からも見過ごせない状況となっている。そこで各学校では、教育の過重労働の負担軽減のために、副校長の校務改善支援員などの人的支援、タイムレコーダーの導入、学校閉庁日の設定、勤務時間外における電話応答メッセージ対応の導入などの取り組みを紹介し、保護者、地域のみなさんへ教育の働き方改革の趣旨に理解と協力を求める内容となっています。
私も2017年6月議会の一般質問で、教職員組合の方々の要望、現場の先生方の声をふまえ、この問題を取り上げたことがあります。現場の話を聞くと、休憩時間などなく、まさに「ブラック職場」ともいえる実態を聞いて、驚愕した覚えがあります。何より現場の先生方は、子どもたちにより良い教育をしたいが、そのほかの業務に追われ、明日の授業の準備もできないのが一番辛いと話をされていたことが記憶に残っています。
この教育の働きかた改革の問題は、今後も調査して、再度取り上げたいと思っています。
結城りょう