府中市の新年度の待機児童数、今年も減少へ・・都内待機児童3700人減
府中市議会議員の 結城りょう です。
今朝(6月4日)の朝日新聞多摩版に、今年の4月1日現在の都内の待機児度数が、前年同期比約1700人減の約3700人となり、四半世紀ぶりの低水準となったことを伝えています。記事では「都の手厚い支援をうけ、昨年度だけで約260か所の認可保育所が新設されたことが功を奏した」とあり、20年前の1999年とほぼ同じ水準になったと伝えています。
2014年の東京都内の待機児童数は全国最多の8672人いたとのことですから、大幅な減少となりました。記事でも伝えていますが、小池都知事は待機児童解消を公約の全面にかかげ、2020年にはゼロを目標にしています。都は今後も「定員に達していない保育所の情報を保護者に提供するなどして、待機児童の解消を進めたい」としています。
府中市の新年度の待機児童数はまだ正式には発表されていませんが、先日担当課の方に伺ったところ「速報値ですが140人前後」とのことでした。昨年の府中市の待機児童数が240人弱でしたので、100名は減少したことになります。
ただ今後は幼児保育無償化がすすむことから、「保育ニーズが顕在化して待機児童が再び増える可能性もある」(朝日記事)と思います。引き続き、待機児童解消にむけた施策を、議員団としても要望していきたいと思います。
結城りょう