航空自衛隊府中基地に「宇宙領域専門部隊」に関する情報を新たに集約(朝日新聞)
府中市議会議員の 結城りょう です。
朝日新聞デジタル版、5月25日付きで「自衛官職種『宇宙』を新設へ 防衛省、米軍との連携を強化」との見出しで記事を配信しています。記事では、防衛省が宇宙分野で米軍との連携を深めるため、アメリカの空軍基地に常駐する連絡官の派遣を検討していると伝えています。「米国は2022年までに、日本も22年度までに『宇宙領域専門部隊』を発足させる」とあります。
また航空自衛隊府中基地に関連しては「防衛省が新たに発足させる宇宙領域専門部隊は、山口県に高性能地上レーダーを新設し、航空自衛隊の府中基地では24時間、宇宙状況に関する情報を集約する」としています。
これにより今後、航空自衛隊府中基地の役割は、防衛省にとって重要度をます存在となることが推察されます。一方で浅間町には基地留保地跡地があり、そこには米軍の通信施設があります。府中市も国を通じて再三、この通信施設をなくして土地を市に返還してほしい」と要望していますが、その目途は立っていません。
ついに日米の防衛交流と協力関係が宇宙分野にまで一体化する日がくるとは思い及びませんでしたが、その要の基地がこの府中市にあることから今後、注視していく必要があると思います。
結城りょう