府中市の府中3小と府中10小の先生が出張図工教室開催(東京新聞)
今朝(3月19日)の東京新聞多摩版に、「第21回東京新聞教育賞」のシリーズ記事に、府中3小の山内佑輔先生と府中10小の水野明香先生が出張図工教室を行っているという記事が掲載されています。
記事では「地域に出かけて、会場や季節にあった図工のワークショップをする出張図工室を昨夏から始めた。2人の名からつけた『山と水の図工教室』」。昨年7月に府中美術館でスタート、「公募した市内の小学生40人が梅雨をテーマに、長さ5メートル、幅1メートルの和紙にスポイトで塗料を雨のように落とした。色の重なりやにじみを、下からのぞき、光にすかし、色の変化を楽しんだ」とあります。
また「地域の人との連携で、授業にはないプログラムや材料が生まれた。新しい手法や材料は早速、授業にも取り入れた。出張図工室では、異なる年齢の児童が交流」「『作品の良しあしではなく、作る過程が大事』と伝わりうれしい」(水野さん)、「考え悩んで、試して作る図工で、これから必要な力を身につけられる」(山内さん)。
府中市の学校の先生が地域住民と交流し、コミュニティーに貢献するのは、大変良いことだと思います。地域の児童と社会をつなぐ、こうした活動が広がるために、いろいろ知恵を出したいと思います。
結城亮(結城りょう)