14 3月

府中市の障害者雇用水増し問題などで質疑をしました・・19年度第1回府中市議会予算特別委員会2日目

今日は府中市議会予算特別委員会の二日目、私は19年度予算の歳出の総務費、民生費で質疑をしました。総務費では、入庁3年目の航空自衛隊府中基地での研修についてと、選挙における府中市の広報啓蒙活動について伺いました。

私は職員研修では、防災対策、地域住民との関係強化をはかる実地的な研修を提案しました。具体的には府中市の消防団活動への一定の入隊をするなかで、地域住民ととけこみ、実地的な防災活動を訓練する機会としての研修を通じて、市の職員が府中市に愛着を感じ、府中市を愛する気持ちを育む研修を求めました。また一人ひとりの職員が、実践を通じて自分の頭で考え行動する能力を育成する研修を要望しました。

選挙啓蒙活動では、府中市は提携しているコンビニでの宣伝、さくら祭りでの広報をはじめ、様々な広報活動をしているという答弁でした。そこで私は以前、府中市が行っていた選挙当日の宣伝カーの運行、防災無線の活用による投票のお知らせなど、以前行っていた積極的な選挙啓蒙活動を要望しました。

 

民生費では、障害者福祉費の関係で、障害を持つ児童、生徒さんの緊急一時預かり施設について、府中市の障害者センターで受け入れ可能かどうか、また受け入れされない場合、他市は他の施設に受け入れてもらえるよう、市民の相談に応じてくれるかどうかをたずねました。市は基本的に障害者センターで受け入れ可能な枠があいている限り、受け入れると答弁。ただセンターの都合により受け入れ不可能なケースの場合、他の施設に受け入れしてもらえるかどうかを相談にのると答弁しました。この質疑では原則的なことに限っての質疑を行いました。

 

また昨年全国で問題になった中央官庁、自治体による障害者雇用の採用問題について、府中市の問題点を質しました。昨年、府中市が新聞報道された問題を提示し、障碍者雇用の水増しがなぜ起こったのか、その原因と背景についてどう考えるかを質疑しました。市の答弁は「障害者手帳の確認を今後は厳密に行う」「数値目標を達生する」とのことでしたが、私は根本的な原因として、障害者の方を受け入れる職場の体制、仕事の任務などが不足しているのではないかと提起しました。民間では障害者雇用が数値目標に達せなければ、追徴金を課せられるほどです。

 

それ以上はやりとりしませんでしたが、なかなかこの問題は根深いと思いまいした。水増し雇用を意図的に行っていたという実感が、市の側にはないのではないかと感じました。恐らく、どの自治体でもそうだったと思われます。今後の進展状況を注意したいと思います。

結城亮(結城りょう)

 

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