府中市も0歳児から1歳児の待機児童解消に努力を・・都内の待機児童数、0歳児、小規模など柔軟に対応
今日(3月7日)の朝日新聞多摩版に、都内の待機児童解消に取り組む記事が掲載されています。記事では「都内の作春の待機児童数は前年の6割まで減ったが、『ゼロ』を目指してさらに工夫を重ねる例もある」と報じています。記事では世田谷区の保坂区長が「低年齢ほど待機児童が多い。受け入れを強化したい」と報じています。記事では世田谷区が「0歳児など低年齢でも預かれる27施設を新年度に開く予定。親の希望にそえるよう、『地域の偏りをなくす努力をしている』」とあります。記事では「望まない認可外施設に通うなどの『隠れ待機児童』はなお多いほか、10月開始の『幼児教育、保育の無償化』で状況が大きく変わる可能性もある」。
記事では、多摩地域の武蔵野市が「認可より小規模な認証保育所の増改築などを助成し、認可化を後押しする。『認証』は受け入れ対象を2歳以下に限る場合が多く、3歳以降の預け場所が見つからない『3歳の壁』問題が起きているかだ」と分析しています。また記事によると、「葛飾区は区内で多い1歳児の待機児童を減らそうと、既存保育所の一時保育スペースなど空いた場所で保育をする」として、「新年度限りの緊急対策として、重要を見定める」としています。
0歳から2歳児までは、府中市でも待機児童の数が多く問題となっています。府中市の場合、小規模保育所は2ケ所しかなく、今のところ特段の対策がないようです。一方でこの0歳児、1歳児までの保育を求めるニーズが多く、予算委員会でも一段の取り組みを求めたいと思います。
結城亮(結城りょう)