2019府中市議選の争点は・・市民生活を守るために共産党は主張する
4月のいっせい地方選挙の告示まで1か月余りとなりました。府中市の情勢、高野市政の問題点は何か、何が争点なのかなどについて、前回(2月4日付ブログ)に引き続き、市民の方から投稿をいただきましたので紹介いたします。
昨年の12月府中市議会において、国保税の料金改定(値上げ)条例案が可決されました(市政会、公明党、市民フォーラムが賛成、共産党は反対)。共産党では赤野議員も昨年12月議会の一般質問で取り上げましたが、6年間で約1万円の引き上げとなる内容です。介護保険料も引上げがなされ、滞納世帯は全国で289万世帯、全加入者の15%を超えていて、保険証を取り上げられる状況です。国保料にだけ、世帯人数が多いほど高くなる「均等割り」があるために、負担が大きくなっています。「均等割り」とはいわば「人頭税」のような性質のものです。「均等割り」は廃止しなければなりません。
国民に4人1人におよぶ加入者が貧困・高齢化する一方で、国が国庫負担を抑制しつづけてきたために、国保税が高騰しているわけです。府中市は多摩地域でもトップクラスの642億円のためこみ金があります。値上げをしなくても制度は維持できるはずです。共産党は1兆円の国による公費負担増の実施で、「均等割り」などを廃止して、国保料を協会けんぽ並みに引き下げる政策を掲げています。そうすれば国保税は半減できます。
【プラごみ袋は無料化へ・・大幅値下げは実現可能】
府中市のごみボックスが設置されていた時、ごみ回収はすべて無料でした。ごみの分別が不十分であるとか、景観が悪くなるなどの理由でボックスが廃止され、燃やすごみ、燃やさないごみ、プラスチックごみの回収が有料化されました。共産党府中市議団は、今度の市議選でプラごみの回収は無料、その他のごみ袋の値下げを公約にしています。近隣の国分寺市、狛江市、調布市ではプラゴミ回収は無料です。財政力がある府中市なら、プラごみ無料化は可能です。
結城亮(結城りょう)