府中市議会の文教委員会で「放課後児童クラブにおける質の確保および放課後児童指導員等の処遇改善について」が可決されました
今日(3月1日)の府中市議会、文教委員会に提出されていた陳情「放課後児童クラブにおける質の確保および放課後児童指導員等の処遇改善について」(府中市学童保育連絡協議会が提出)、共産党、生活者ネット、市民フォーラムの委員が採択を主張、市政会、公明党が不採択を主張し、委員長判断で採択となりました(委員長は市民フォーラム)。
今国会では児童福祉法の改定案が予定されていますが、国は放課後児童支援員が各地で不足している事態をうけて、国は支援員の配置基準を緩和することを予定しています。それにともない、児童の安全が確保されるよう、国に適正な職員配置と児童支援員の給与などの処遇改善を求めることを要望する内容です。
この陳情に対して、他会派の委員の方から「今回の法改正が行われた際、府中市の学童保育の状況はどうなるのか」という質問に対して、市の担当者は「府中市は法改定がされたの後も、今後も現行の条例のとおりの職員配置を行う」という答弁でした。私は府中市の行政姿勢を評価しつつ、今回の法改定があたえる児童への安心、安全の保育を担保することの重要性と、児童支援員の処遇改善は全国的にも実施すべき課題であると主張。私は府中市としてもこの陳情をうけて、意見書を国にあげる意義はあるとして採択を主張しました。
結城亮(結城りょう)