府中市民と撮った映画「くらやみ祭り」を国際映画祭に出品へ
全編を府中市内で撮影した映画「くらやみ祭の小川さん」(浅野晋康監督)が完成しましたが、この作品について大国魂神社や府中観光協会でつくる、製作実行委員会は、国際映画祭に出品する予定との記事が、読売新聞多摩版に掲載されています。
この映画は、府中市民の約500人がエキストラとして出演。記事では「試写会で作品を鑑賞した大国魂神社権宮司の猿渡さんは『祭りを通して人がつながっていく姿は、どこのまちでもあること。多くの人に共感してもらえたら』と話す」。
映画のストーリは、リストラされた56歳の主人公(俳優の六角精児さんが主演)が、複雑な家庭環境のもと、生きがいをなくしていた時に、地元の人々に手を差し伸べられ、前向きに生きる姿を描いた作品です。「そのきっかけになるのが、くらやみ祭り」という設定です。
完成から間もない1月下旬に、同製作実行委員会は国際映画祭に出品することを決めたと言います。
府中市が映画全編にわたって舞台となった作品だけに、国際映画祭で評価を得ることを大いに期待したいと思います。
結城亮(結城りょう)