自分の孤独死「心配」が50%(朝日新聞)・・府中市に孤独死対策を求めたい
今朝(1月13日)の朝日新聞朝刊2面に、朝日独自調査による「人口減社会」をテーマに、自分の孤独死を心配する人が半数に達したとあります。「2010年の37%から大きく増えた」とあります。
記事では「孤独死することが『心配』と答えたのは13%、『ある程度』が37%をあわせて50%、現在一人暮らしの人に限ると67%が『心配』と答えた」とあります。「『老後に家族が頼りになる』は48%、『あまり頼りにならない』の44%とわれた」とのことです。「国の推計では2040年ね全世帯の4割が一人暮らしになる。老後に一人暮らしになったとき、『家族以外で頼りになる人』を択一で聞くと、『誰もいない』が13%、女性の10%に対して男性が16%と多い」とあります。他にも大変興味深い内容の、今回の朝日新聞の調査アンケート結果です。
この朝日新聞のアンケートでも「家族以外で頼りになる人で最も多かったのは『福祉サービスの人』の36%、続いて『友人』の26%、『近所の人』は16%と低い」と分析しています。私は17年6月議会で「今後の府中市における行政と地域住民による支えあいと見守り活動のあり方、および孤立・孤独死対策について」と題して質疑をしました。独居世帯が増えていく今後の傾向を踏まえて、民間や市民が共に連帯する施策を強めることは大切ですが、同時に行政が地域社会と住民との連帯する社会をつくるために、行政が地域社会の連帯を民間、市民任せにすることないよう積極的施策の拡充を求めました。
この孤独死の問題とあわせて、孤独死を少なくするために、さらに住民と地域社会との連帯について、今後も継続して調査していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)