04 12月

伊勢丹府中店は閉店でどうなるのか・・伊勢丹府中店閉店後は?(府中市議会一般質問の質疑から)

府中市議会議員の結城りょうです。HP検索→結城りょう

 

今日(12月4日)府中市議会一般質問では11名の議員が質疑を行いました。このなかで他会派の議員の方が、伊勢丹府中店の閉店問題について取り上げました。質疑のなかで閉店までの経過についての質問に市は、新聞報道で掲載された内容のみを答弁。同店は2005年以来、34億円の赤字を計上していたと答弁がありました。伊勢丹府中店がある建物については、(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で契約関係が成立しており、2016年から2031年の間の15年間にわたる賃貸契約が締結されているとの答弁でした。売上額についても開店当初の1996年こそ261億円の売り上げを記録したものの、2013年は209億、2017年は149億(ただし17年度は地下1階の伊勢丹クイーンズの売り上げを除く)と下降をたどっていたとのことです。現在は(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で協議が進めている最中とのことで、新たに商業施設を誘致することをめざしている(新聞報道)との答弁でしたが、まだ「どうなるかはわからない」との答弁。

近隣都市において百貨店が撤退した後の状況についての質疑では「多摩センターにあった百貨店は撤退後、全館が専門店になった。しかし八王子にあった百貨店は撤退後、一時期は商業施設になったが、現在は建物も取り壊されてマンションになっている」との答弁もありました。また昨年7月にオープンした府中駅南口再開発の商業施設「ル・シーニュ」の影響については、「極めて限定的なもの」と否定する答弁でした。

仮に商業施設になっても、現在の消費が冷え込んでいる状況、勤労者の実質賃金は上がらず、年金生活者も消費購買力も見込めない状況下で、あまり期待できない経済環境ではないでしょうか。

ちなみにこの伊勢丹府中店の閉店問題と府中駅周辺の中心市街地活性化問題について、共産党議員団は服部議員が質疑を行う予定です。

結城亮(結城りょう)

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