30 11月

府中市美術館で長谷川利行氏の名画「白い背景の人物」を購入へ

今朝(11月30日)の読売新聞多摩版に、府中市が画家の長谷川利行氏の名画「白い背景の人物)(1937年)の購入を決めたとの記事があります。「都内の個人所有者から2538万円で買い取る」とあります。来年3月の同美術館の改修工事終了後に公開するとのこことです。記事では「長谷川は昭和初期の東京の街や人々を自由奔放な筆致と色彩で描き続けた画家」との評価で、同氏の作品を東京国立近代美術館に購入されたことでも有名とのことです。

記事では「府中市美術館によると『白い背景の人物』は背景を白色に塗りこめ、少ない色数と太くて力強い線描で人物の顔を浮かびあがらせた作品。同美術館の小林学芸員は『線描の可能性を突き詰めた長谷川の境地を示している。晩年の代表作といえる』と評価している」と伝えています。

数々の名画の展覧会を開催している府中市美術館ですが、長谷川利行氏の作品が高く評価しての購入となりました。私は絵画の知識はありませんが、ぜひ一度展覧会に見に行きたいと思います。

結城亮(結城りょう)

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