府中市でも民間ブロック塀の耐震補強などの安全対策を強く求めたい
【住民から寄せられる民間ブロック塀の耐震補強などの安全対策への助成措置】
最近の住民の方からいただくご要望のなかで、「ぜひ民間のブロック塀の安全対策として、市の助成を求めたい」という声が多いです。これは今年5月の大阪北部地震の際、学校のブロック塀倒壊に犠牲になった小学校の女子児童の事故をうけて、世論が広がりました。府中市も学校のブロック塀、万年塀については緊急に安全対策の予算措置をするなど機敏な動きをしています。一方で民間ブロック塀の安全対策(耐震補強など)については、まだ動きがありません。この点、共産党議員団は9月議会の一般質問でも取り上げ、私のブログ(8月10日、9月13日、10月10日付)のなかで、広がる他市の助成制度の動きについても記載。近隣でも八王子市、国分寺市、多摩市などでも民間ブロック塀の安全対策に補正予算措置や新たな助成制度を設けるなどの対応を機敏にしています。府中市も以前は民間の生垣設置に関する補助事業もありましたが、事務事業点検で廃止になりました。
国も次年度予算では民間ブロック塀の耐震補強などの予算措置を講ずる動きもあります。ぜひ国とも連動して府中市の機敏な動きを要望したいと思います。共産党議員団もこの要望については、19年度予算編成要望で取り上げましたが、私も再度議会でも取り上げたいと考えています。
結城亮(結城りょう)