町田市でも民間ブロック塀撤去費用の助成制度がスタート
昨日(10月1日)の読売新聞多摩版に、町田市が10月1日から道路に面するブロック塀などの撤去工事にかかる費用の助成制度をスタートさせるという記事が掲載されています。これは「6月の大阪北部地震によるブロック塀の倒壊事故をうけて、町田市がスタートしたもの」とのことです。
記事では「助成制度の対象は高さが1メートルを超える塀。土台部分などをあわせた高さが1メートルを超え、塀自体が0.6メートルより高い場合も対象とする。住宅だけでなく、店舗や事務所などの塀も対象とする。1件あたりの上限額は30万円。市では今年度、約130件の申込みを見込んでいる」とあります。
この町田市の助成制度は大変意義あるものです。私も9月21日のブログで市議会決算委員会において、多摩の近隣市で実施されている民間ブロック塀の補助助成制度をひきあいにして、府中市にも質疑で求めました。府中市はまだ「検討する」との答弁はしておりませんが、近隣市の動向をうけて恐らく何かしらの手立てを「検討」するのではないでしょうか。府中市でも以前は、生垣設置の助成制度があっただけに、町田市のこうした取り組みについても市の担当者に知らせて、ぜひ来年度予算で府中市でも民間ブロック塀の補助助成制度が実現するよう、今後も働きかけていきたいと思います。
結城亮(結城りょう)