オスプレイ配備、情報提供を・・国と米軍へ5市1町と都が要請
9月27日付読売京新聞多摩版に、米軍の横田基地に空軍輸送機CV22オスプレイの配備に関して、「横田基地周辺5市1町と東京都らで構成する周辺市町連絡協議会は、9月25日、オスプレイの配備情報などを国と米軍に求める要請書を提出した」と報じています。記事では要請の内容について「事前の情報提供はなく、住民の不安は解消されていない」とし、防衛大臣、外務大臣、横田基地司令官などに対して自治体の要請に真摯に対応することなどを求めています。
小野寺防衛大臣に対し福生市の加藤育男市長が要請し、「まだ安全性への懸念が住民の間にある。最大限の配慮をお願いしたい」と求めたと報じています。
共産党議員団も再三、市に対して「基地周辺連絡協議会と連携しあって、国や米軍に対してオスプレイの配備については、情報提供や安全性の問題などについて要望すること」を主張してきました。この9月定例会では府中市議会においても「オスプレイの横田基地への配備に対する意見書」が全会一致で採択されるなど、前向きの変化があります。背景には住民らを中心に反対の運動が広がり、住民からも懸念の声が広がっていることがあると思います。引き続き、基地周辺連絡自治体と府中市が連携して、住民の安全を確保するよう議会でも求めていきたいと思います。
結城亮(結城りょう)