府中市の「『飼い主のいない猫』対策ガイドライン」を知ってますか
【小さな命を大事できる府中市は、未来ある子どもたち、ご高齢者、障害者など、様々な人達にも寛容になれる。そんな素敵な府中市にしたい】
地域における「飼い主のいない猫」について、糞尿やごみ漁りなどの被害ががっても対策を求める声が市民の方からたびたび寄せられています。府中市内でも飼い主のいない猫たちのために、その命を救うために一生懸命頑張っている市民や団体のみなさんがおられます。そうした方々の要望をうけて府中市では「飼い主のいない猫」対策ガイドラインを策定しています。
私も街を歩いていると、公園などで「飼い主のいない猫」の世話活動をされている市民の方の姿をよく見かけます。先日も私のブログで「NPO団体 府中の猫の会」のみなさんの活動を若干紹介しましたが、こうした方々の善意を無駄にしてはならないと思いました。私たち市民も協力して、同時に行政の支援もうけながら、「飼い主のいない猫」を守り、「殺処分ゼロ」をめざす取り組みに協力できたらと思います。
府中市でもこうした団体はじめ、市民の方々の要望をうけて、猫対策として年間350万円の予算をつけ、10台の猫捕獲器を購入したとのことです。また市独自のガイドラインも策定している自治体は、きわめて少数とのことです。このガイドラインは市の環境政策課のHPからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。また東京都福祉保健局では「飼い主のいない猫」との共生をめざす街ガイドブックを発行し、「問題解決のABC」をマニュアルにもしています。ぜひご覧ください。
先日お会いさせていただいたNPO「府中猫の会」の代表をされている、石濱江里子さんの言葉が強く印象に残っています。「小さな命を大事できる府中市は、未来ある子どもたち、ご高齢者、障害者など、様々な人達にも寛容になれる。そんな素敵な府中市にしたい」とおっしゃっていたことに、大変感激しました。
私も微力ながら、「飼い主のいない猫」のために尽くしたいと思っています。
結城亮(結城りょう)