18年度 府中市議会9月定例会一般質問・・教科書選定採択問題、府中駅周辺駐輪対策を取り上げます
今週の金曜日(8月31日)開会の18年度(平成30年度)府中市議会 第3回定例会において、一般質問が9月3日、4日に行われます。今回は23名の議員が質疑に立つ予定で、私は15番目となりますので、恐らく9月4日(火)の午前中または、午後一番あたりの出番ではないかと思われます。
今回の私の質問テーマは2件、1件目は教育委員会による教科書採択問題を取り上げます。この問題は市教委による学校教科書選定と採択時において、従前は市民に公開の教育委員会で審議していました。しかし昨年から「協議」とする場を設定して、この会議は非公開(臨時会)の委員会を開催、この場で実質的な教科書選定の議論を行い、20日間前後をおいて、公開の教育委員会を開催。臨時会の議論を再度反復するかたちで教科書の選定、採択について審議することになりました。
教育問題のなかでは教科書選定採択の問題はきわめて関心の高い事柄です。市教委は採択候補となる教科書を市の教育センターにおいて提示、公開して市民から意見を求めるなど、教科書選定採択の過程において、市民からの意見や声を集めるなどその公開性を発揮してきました。しかし肝心の教科書選定の「協議」の場を行う委員会については、市民に「非公開」にするなど、その手法の有り方を問わなければならないと思います。ついてはこの問題を通じて、市民に開かれた教育委員会とは何かという点についても質疑をしたいと考えています。
2件目は、府中駅周辺の駐輪対策です。昨年7月に府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」が開設され、甲州街道から南側の「ちょこりんスポット」が閉鎖されました。また市は来年2月からは甲州街道から北側の「ちょこりんスポット」を閉鎖する計画を発表しました。このことにより、府中駅周辺を自転車で利用される市民の方から、「大変不便になる」「ちょこりんスポットは市民に便利で、今後も残してほしい」などの声が寄せられています。そこで市は駐輪対策ついて、市民のニーズを踏まえて検討しているのかなどの点について質したいと思います。ぜひ市民のみなさん、ご来場ください。
結城亮(結城りょう)