府中市の道路等包括管理事業が土木学会建設マネジメント委員会において、「グッド・プラクティス賞」を受賞
府中市のホームページでは、市のインフラマネジメントの取り組みである、「道路等包括管理事業」が、土木学会建設マネジメント委員会において、「グッド・プラクティス賞」を受賞したと発表しています。以下、市のHPから紹介いたします。
【道路包括管理事業とは】
この事業は全国でもあまり事例がない取組で、従来の府中市の道路管理では、建設・造園・清掃などの業種別の企業へ委託していたものをひとつの団体に包括的に委託し、性能発注かつ複数年間の契約とすることで、受注者がノウハウを活かし、自由で効率的な管理手法を採用し、市民サービスの向上とコスト削減が可能となるものです。
【取り組みの実績】
平成26年度から平成28年度・・ 道路等包括管理事業(けやき並木通り周辺地区)
平成30年度から平成32(2020)年度・・道路等包括管理事業(北西地区)
【グッド・プラクティス賞受賞】
グッド・プラクティス賞は、建設マネジメントの実務において、創意工夫に富み建設マネジメントの発展に貢献が認められる意欲的な取り組みに授与します。(土木学会建設マネジメント委員会ホームページより)
私も住民の方から「この道路を補修を市に依頼してほしい」という相談をたびたび受けます。そうした時、市の管理課にすぐに依頼します。その後、市の担当者がこの管理事業を一括管理している団体に連絡しています。対応については予算との関連や優先順位があると思います。先日もさくら通りの桜の樹木が倒壊するという出来事もありましたので、今後は市の樹木の管理、清掃などについても、市民のボランティアだけでは限界があるので、この事業を大いに利用して、適切なインフラ管理をしていただきたいものと思います。
結城亮(結城りょう)