14 7月

中河原駅前への横断歩道設置やバリアフリー化促進を

共産党議員団は6月議会の一般質問で、赤野秀二議員が京王線中河原駅前の横断歩道設置について、2年前の赤野議員の質問に対する答弁で、「都が交通量調査を実施し、警視庁と調整を行う」とのことでした。そこで今回、その後の動きについて質したところ「警視庁で交通量調査を行い、検討したが、①交通量が多い、②車道幅員が広い、③変則的五又路であるなどの多くの課題があり、現状では横断歩道の設置は困難だ」との答弁。

また中河原駅前の横断歩道設置が困難と判断する根拠法や条例について質すと、「特段の定めはないが、警視庁の設置基準で、横断歩道設置は市街地で200メートル以上の間隔をあけ、信号機を設置する場合は150メートル以上の間隔をあけることとしている」との答弁。

 

それに対して赤野議員は「横断歩道の近隣設置は、市内でも見かけるし、歩道橋の近くに横断歩道がある例も多数ある。引き続き取り組みの実現を」と求めました。中河原駅前のバリアフリー化問題では、既存歩道橋にエレベーターを設置できないかとも要望しましたが、この件では「設置スペースなど、慎重な検討が必要であり現状では困難」との答弁でした。また駅西側臨時改札の開設時間についても、朝の7時から9時の時間枠の拡大と、日曜祭日の開設を京王電鉄に求めるよう、市に要望しました。

結城亮(結城りょう)

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