多摩地域の発展必要・・小池百合子都知事がフォーラムで講演
【読売新聞多摩版の報道から】
今朝(10日)の読売新聞多摩版に、多摩地域の発展を考える「多摩未来創造フォーラム」が玉川大学で開かれ、小池知事が講演した記事が掲載されています。
記事では「市町村総合交付金を550億円拡充したことにふれ、『活気あふれる東京をつくるには、人口3分の1、面積2分の1を占める多摩地域の発展が必要』と強調し、『安全・安心で快適な居住・生活環境』『環境にも優しいスマートなまち』をあげた。また多摩ニュータウンについて『住宅だけでなく商業や教育、文化施設などが立地する複合拠点であり、再生していく』と主張、多摩の緑の保全策として『公園整備のため、市が生産緑地を買い取る経費の補助などもやっていきたい』」記事では伝えています。
昔から都内23区と比較すると、多摩地域は「三多摩格差」などという言葉があるくらい、社会資本の整備やその他諸制度において、多摩地域は23区の行政制度と比較した場合、遅れていると言われてきました。小池都知事は以前も都議会で、三多摩格差の解消に全力をあげると答弁したこともあり、今後具体的な施策が期待されるところです。
府中市について言えば、私も12年間弱、都内の中野区で暮らした後に、2011年4月に府中に転居してきました。初めての三多摩地域での生活となりましたが、京王線の特急に乗れば新宿駅まで20分少々で着くなど都心にも近く、街全体は緑と自然にも恵まれ、「ゆったり感」を感じることができ、生活環境も快適な街だと思います。人口も緩やかに増えている自治体が多いのも、多摩26市です。その意味からも「多摩地域の発展なくして、首都・東京全体、発展はない」というのが、私の感想です。今後も都政における多摩地域の政策に注目し、様々な共産党都議団とも連携して、施策の充実を求めたいと思います。
結城亮(結城りょう)