町田市が保育士確保へ就職相談会・・学生らに呼びかけ
【読売新聞多摩版の報道から】
今朝(6日)読売新聞多摩版によると、町田市が不足する保育士や幼稚園教諭をめざす学生を対象に就職相談会を市内のホテルで開催するとの記事があります。記事では「市内で保育園などを運営する34法人がブースを設けて、学生らはそれぞれの職場環境などを聞く」とあります。記事によると、保育士や幼稚園教諭の志願者に特化した相談会を自治体が主催するのは、多摩地域26市で発とのことです。
記事では「町田市の子育て支援課によると、市の待機児童数は146人で、うち0~2歳児が143人を占める。市は待機児童ゼロにむけて、0~2歳児の小規模保育所を10施設、定員190人を整備して、来年4月に開園予定」とのことです。「市は学生らに幅広く参加をよびかけており、町田市のほか八王子、相模原、川崎、横浜市など、保育士らの養成に取り組む近隣の大学、短大、専門学校にもチラシを配布する」とあります。問合せは 町田市子育て推進課 電話042-724-4468へ
この記事を見て、町田市の待機児童ゼロへの意気込みを感じるものです。私も思うのは、待機児童ゼロをめざすとして、器(保育所)をたくさん作っても、今日においては子どもたちを指導する保育士さんの労働力が決定的に不足しているのが深刻です。聞くところによると、保育士さんの資格を持ちながら、保育士の仕事をしていない方が全国に60万人いると指摘されています。この人たとは、保育士という職業に志をもちながらも、賃金や労働条件などの待遇面が劣悪なために、保育の仕事を放棄せざるえない方々ではないでしょうか。この方がをどのようにして「発掘」するかが、行政の腕の見せ所ではないでしょうか。そして一日も早く、多摩26市で待機児童ワーストワンという不名誉な位置を、府中市から返上させなければなりません。
この町田市の取り組みを私も少し研究して、ぜひ府中市でも実施して、待機児童ゼロと良質な保育士確保実現を求めたいと思います。
結城亮(結城りょう)