狛江市長のセクハラ疑惑、狛江市「内部文章に誤りない」
【JNNニュースの報道から】
これまでも私のブログでも伝えてきた、狛江市の高橋市長のセクハラ問題で昨日(17日)、JNNが新たに報じています。ネットニュースの報道では以下のように伝えています(一部抜粋)。
「東京、狛江市長のセクハラ疑惑をめぐり、セクハラの根拠とされる内部文書について市長は一部に誤りがあると主張していますが、市は17日、『内容に誤りはない』とする調査結果を公表しました。見解の違いから市長と職員の間に溝が生じています。17日、狛江市役所で市長や幹部が集まり、非公開で行われた会議、議題の1つは『市長のセクハラ疑惑』についてです」。
「高橋市長は、内部文書の『エレベーター内でお尻を触られた』との記載は誤りと女性自身から申し立てが来ていると主張、『虚偽の記載があれば文書作成者にペナルティーを科す可能性もある』として、職員に内部文書の真偽を調査するよう指示していました。しかし、17日、市の担当者が会議で伝えた調査結果は『内部文書の内容に誤りはない』というものでした」。
【市職員幹部も市長の態度に遺憾の意】
「報告した内容については、当時、事実と認識しており、あえて事実と異なる記述をしたとは思えない」(担当者の報告、17日の会議の音声)「この報告を受けた市長は、文書作成者を処分しない意向を示しながらも納得いかない様子です」「文書や調査結果の信頼性を疑う市長の発言に、職員は憤りを隠しません」。
「『職員の作る物自体、一般的に全部信用して仕事をしていかないと、我々行政、成り立ちませんから。大変遺憾であると同時に、ちょっと悲しいことだなと思います』(狛江市・総務部 上田智弘 部長)。セクハラ疑惑から発展した問題は市長と職員の間に溝を生む事態となっています」と報じています。
このニュースからわかるように、高橋市長は市職員幹部からマスコミを通じて批判される状況になっています。少なくとも財務省とは違い、狛江市職員は市長の身を守るために「忖度」するような態度はしていないことに、狛江市行政の健全さを感じます。
高橋市長は市民や女性、さらに職員も敵に回す事態がさらに広がりを見せています。共産党議員団による議会での告発が、世論や職員も動かしています。さらに今後の展開に注目されるニュースです。 結城りょう