市役所職員の「働き方」改革・・青梅市が勤務中の「たばこ席立ち禁止」など、時間外勤務削減改革
【読売新聞多摩版の歩道から】
今朝(17日)の読売新聞多摩版に青梅市役所が職員の「働き方改革」の一環として、第二弾の施策を発表したとあります。記事では「①専用スペースで認めていた勤務時間中の喫煙を禁止する、②出張や庁外での会議出席は原則2人以内とし、係長以上の出席は1人とする、③庁内の会議の議事録は要旨のみ記載するなどが柱。執務室の消灯時間は30分早めて午後9時30分にする」とあります。また「同市は昨年度、消灯時間を午後10時とし、時間外勤務は上司の承諾を得ることなどの対策をした結果、時間外勤務は前年より約2万9200時間(一人あたり月3.4時間)少ない約7万9400時間に減り、人件費は約7400万円削減できた」とあります。
【結城りょうの視点・・市役所職員の「働き方改革」で時短推進、管理職の勤務待遇の改善も】
私は2016年の9月議会の一般質問で、府中市役所職員のメンタルヘルス対策を取り上げたことがあります(16年9月16日付ブログ「府中市職員のメンタルヘルス対策の充実を」)。私はこの青梅市役所の記事をみて、府中市役所にも取り入れることも、多数あるのではないかと思います。府中市も毎週水曜日を「ノー残業デー」にするなど、職員の時短に努力していますが、さらなる努力が必要だと思っています。市の職員は市民、住民が相手の仕事であるため、「間違いは許されない」という観念が強く、ストレスもかなりのものではないかと思います。市の職員の方は、多くの部署で日中は窓口で住民の方の対応におわれ、実務仕事は夕方5時以降から行うという方が、多いのではないかと思います。この点を考えると日中は極力、会議出席者数や報告書の作成などを削減することが必要だと思います。また管理職の待遇や勤務改善策も今後、検討するべきだと思います。今後も議会で取り上げたいと思います。 結城りょう