筋ジス患者に校閲委託・・業務効率化、障害者支援
【読売新聞多摩版の記事より】
今日(31日)の読売新聞多摩版には、府中市広報において、市は4月から障害者の就労支援などを目的に、市の「広報ふちゅう」に掲載するお知らせ記事の修正、校閲作業を筋ジストロフィーの患者団体「コパン」に委託することが掲載されています。記事によると「(市の広報紙)の業務効率化や障害者の活動支援のため、催し物や講座などを紹介する記事については、作業の委託を検討。16年4月から、市障害福祉課の紹介で、市の会議のテープ起こしを請け負っていた同団体に白羽の矢を立てた。1年間36号分の委託費は約40万円。市広報課は「大変な面もあるが、期待している。今後、業務や委託団体の拡大も検討している」としています。
【結城りょうの視点・・自治体による障害者雇用の意義を民間にも広げたい】
自治体が障害者の方々を少しでも公共業務の委託をすることは、大変意義あることだと思います。こうした障害者雇用(委託作業)が今後、少しでも民間業者にも広がり、障害者雇用の場が広がることは社会的にも意義あることだと思います。今後もさらに自治体の取り組みに期待し、私も現場の声をよく聞いて、市内の民間業者にも障害者雇用の取り組みを促進させることを、市に要望していきたいと思います。