府中市の待機児童数はどうなる・・募集枠の37%(650人)が認可保育施設に入れず・・(東京新聞1面トップから)
今朝(18日)の東京新聞1面に、今年4月に認可保育施設に入る子どもの大半が決まる1次選考において、同新聞社が調査したところ約3割が募集枠から漏れているとの記事がトップ記事で掲載されています。記事では、1都3県35市区の調査とあり、この中には府中市も含まれています。「申し込み数は全体で12万9812人で、募集枠の数と比較すると、29%にあたる3万7384人が入れない計算となる。自治体別では港区(55%)、千代田区(51%)、台東区(47%)の順」とあります。
ちなみにわが府中市は37%の650人が募集枠から漏れているとの調査結果がでています。同記事によると多摩近隣では、三鷹市の31%(416人)、調布市が25%(311人)、町田市の15%(311人)とあり、今春も恐らく多摩26市のなかで待機児童数が一番多いのが府中市ではないかと思われます。
府中市も2018年度は3園の認可保育所を新規開設しますが、保育需要に追い付いていない状況です。高齢者化、少子化社会に突入している今日、府中市に現役世代が多数流入し増えているのに、それを裏切るような認可保育所不足が続くのは、大変憂える状況です。市は「待機児童解消非常事態宣言」のようなものを発令する意気込み、この問題の解決に取り組むよう、市に求めたいと思います。私が紹介いただいた方でも、府中市に在住しているが、お子さんは立川市の保育所に預けているという方がいます。もちろん、府中市内の保育所に入所できないためです。こうした声を、ぜひ市政にとどけて来春の市議選の争点に押し上げなければなりません。