府中市議会予算特別委員会5日目、総括質疑・・共産党は目黒議員が高野市政を質す
今日(13日)、府中市議会予算特別委員会は5日目、5会派(市民フォーラム、公明党、生活者ネット、共産党、市政会)から総括質疑に立ちました。共産党からは目黒議員が2年ぶりに総括質疑にたち、高野市政について質しました。議論のポイントは、財政基金の有り方、公共施設利用料金有料化について市の考え、オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致に対する市の有り方、教育費の市民負担の有り方、高野市政のこの7年間の有り方など、現在の府中市政に対峙する共産党議員団の有り方を浮き彫りにする質疑をされました。
共産党議員団がこれまで指摘してきましたが、府中市は624億円という巨額積立金をしていることに対して、「過度な積立はやりすぎではないか」と主張、またオリパラやラグビーワールドカップのキャンプ地誘致にも6億円の費用投入の有り方、また府中駅再開発事業と今後の街づくりの有り方、そして高野市長が誕生して以来、行政改革と民間委託化が推進されると同時に、これまで公共サービスを無料で利用できた施策を有料化する施策(受益者負担論)と、他市並み論(他の自治体のサービス水準、有料水準にあわせる)を正面から批判。自治体による行政サービスとは何か、自治体による住民福祉とは何か、自治体による街づくりの有り方は何かということを根本的問う質疑となりました。
目黒議員の「きつい」「厳しい」言い方でしたが、他会派からはヤジもとばず聞いていました。さすが目黒議員の7期目27年にわたる経験と実績に裏打ちされた質疑となり、大変見応えのある質疑だったと私は思います。明日は予備日で、あさっての15日(木)は午前10時から本会議で最終日となります。ちなみに私が18年度市の予算案の賛否採決の討論に立つ予定です。ぜひ市民のみなさん、傍聴においでください。