狛江市高橋市長、セクハラ疑惑報道(朝日新聞多摩版)
今朝(2日)の朝日新聞多摩版に、昨日の狛江市議会で共産党議員団の西村あつ子議員が取り上げた、高橋邦彦市長のセクハラ疑惑問題についての記事が掲載されています。この記事では、昨日の一般質問の後に朝日の記者が高橋市長に取材をしており、その様子も伝えています。記事では、市長が「異性への関心のもとにやったことではなく、一種の一家意識、狛江一家みたいな、家父長的な立場としてやったことなんだが、(女性職員に不愉快に感じられたとしたら)もしそういうふうに受け止められたとしたら、ごめんねと言うべきだと思う」とか、今後どうするかという問いには「自分の身を律していくことが一番いいことなんだと思う。職員との距離が近すぎた。一定の距離を保たなくてはいけない」、また記者が真摯な対応をする必要があると思うがの問いには「2014年のことであって、そのあと、その人から訴えが起こされたりとか、そういう次元でもない話を今さら掘り起こしてもどうかな」などと答えています。
この記事を読むかぎり、高橋市長は反省をしていないと感じざるえません。そこには「驕り」「傲慢」などの意識があったのではないでしょうか。
狛江市は1996年に石井三雄市長(当時)がバカラ賭博で疾走、市長を辞任するという全国でも恥ずかしい思いを市民のみなさんが味わった自治体です。その後、矢野ゆたかさんが市長になり、矢野さんの高潔な人格とあいまって、民主的な市政運営と情報公開など全国でも先進的な施策を講じた、素晴らし市となりました。その後、矢野さんに変わっての高橋市長による、今回のこのセクハラ問題です。私は狛江市民のみなさんは、またも恥ずかしい思いをしているのではないでしょうか。
それにしてもこの高橋邦彦市長を推薦した政党会派の方々は、今回の事態をどのように思っているのか。その責任も問わなければならないと思います。